三年生を送る会が行われましたnews

2022年3月9日

３月８日、１・２年生の手により「３年生を送る会」が開かれました。
新型コロナウイルスへの対応で、体育館に集うことができたのは３年生のみ。
在校生は、代表の生徒がお別れの言葉を告げる会議室と、それぞれの教室に分かれての実施となりました。
目と目を合わせて感謝の言葉や励ましの言葉を伝えたかった！
在校生全員の精一杯の合唱を聞いてほしかった！

願いはかなわぬ形となりましたが、昨日の３年生を送る会には、これまでの３年生を送る会とは一味ちがう素晴らしさがあったように思います。

体育館のスクリーンに在校生が登場するたびに、スクリーンに向かって深々と礼をしていた３年生たち。
教室にいる後輩たちにはその姿は見えていないのに…。
何て誠実な行動でしょう。
人が見ていないところでするその誠実な行動こそが、先輩として後輩に「教える」ということだと思います。

原稿を見ることもなく、１分を越える感謝の言葉をまっすぐに前を向いて伝える在校生たち。
一体何度練習をしたのでしょう。
一生懸命に暗記しても、テストには出ないその文章を…。
何て誠実な行動でしょう。
その誠実な行動こそが、後輩として先輩に「感謝する」ということだと思います。

例年とは違う３年生を送る会でしたが、はっきりと聞こえましたよ。
「卒業後の榛中はみんなに任せたよ」
「責任をもって榛中を私たちがあずかります」
そんな声が。